北海道4日目

くろいたち

2006年09月28日 12:49

最終日。
天気も快晴なので朝五時に起きて散歩。
東京じゃ絶対あり得ない行動。

阿寒湖畔の遊歩道をテクテク歩いていく。
年輩のご夫婦がたくさん散歩していて、殆どが挨拶をしてくる。
でも若い人は挨拶してこない。
僕は挨拶されたら返す程度。

しばらく行くと「ジジジジジ」と奇妙な音がするので音のする方を探してみるとエゾリスが木の実を囓ってた。
スゲー、漫画みてぇ。
もう一匹そこら辺走り回っているし。

◇ボッケ
http://www.rurubu.com/sight/sightDetail.asp?BookID=A0100050
泥の中から湯気がボコボコ出てた。
近くの砂浜を歩くと、陥没してヤケドするらしい。
まさにナチュラル罰ゲーム。

ホテルに戻るときに若い女性二人が歩いてくる。
夕飯の時に騒いでいた中国人旅行団っぽい。
まぁ中国人だし挨拶しないだろうと思ってタカをくくってたら、すれ違いざまに話しかけられた。

「&%$#+*?@!!」

いや、分からないですから・・・
日本人特有の曖昧な笑顔でやり過ごす。

◇オンネトー
http://www.fujifilm.co.jp/sapporo/onneto0111/index.html
一日に何度も湖の色が変わるので、別名「五色沼」。
神の子池ほどでもないが、神秘的な青い湖面は一見の価値有り。
正面に噴煙を上げる「雌阿寒岳」、その隣に「雄阿寒岳」がそびえ立つ。
あと一ヶ月ほどして紅葉の時期になったら、水面の青、紅葉の赤、山肌の茶色に噴煙の白、青空だったら最高の被写体になりそう。

◇オンネトー展望台
展望台があると言うことで登ってみる。
頂上まで20分程。
割と急な坂をえっちらおっちら登って到着。
オンネトー、欠片しか見えません・・・。
山は見えてもオンネトー見えず。
何人か登っていた他の観光客と妙な一体感が生まれる。
「これは来る価値ないなぁ・・・」と。(笑)

◇湯の滝
http://www.n43.net/onsen/meakan/yunotaki/index.htm
オンネトーの脇から山道を20分ほど歩く。
殆ど平坦な道なので楽ちん。
世界でも珍しいマンガンを多く含む滝。
流れ落ちる滝は全部がお湯。
昔は温泉に入れたらしいのだが、今は観光だけ。
滝壺に呆れるくらいティラピアがいた。
ちなみにこの滝は天然記念物。

◇ジンギスカン白樺
http://www.tokachifan.com/news/kaba/shop.html
郊外にあるジンギスカンの大人気店。
メニューはジンギスカンとご飯だけ。
肉&ライス、以上!男らしい。
オンネトーからカーナビセットしたら144km。
時間は1時、閉店の3時までにはおそらく間に合わない。
でも、ココのジンギスカンは諦めきれない。
オンネトーから砂利道の県道(町道?)をかっ飛ばし、ケツをブリブリ振りながら、気分はラリージャパン。
一般道でもMAX120km位でガンガン前の車を抜かし、何とか到着、2時20分。
駐車場に車を入れると漂ってくるジンギスカンの香り、子供の嬌声。
よしご飯と降り立つと入り口には札が。

「本日は閉店しました」

この旅一番の凹みっぷり・・・。

◇花畑牧場
http://www.hanabatakebokujo.com/
とりあえず寄ってみる。
ソフトクリームはココが一番美味い。
あとは割とアレですよ、なんか商売の匂いがしますよ。

◇道の駅「なかさつない」
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/36/each.htm
立ち寄ってフランクフルトを食す。
ジンギスカンの影響でイマイチ感動できない。

◇六花亭本店
http://www.rokkatei.co.jp/top.html
ココでしか食べられない「サクサクパイ」を食す。
作られてから30分しか保たない(サクサクじゃなくなる)ので店内の喫茶スペースで食べる。
コレは美味い!マジでハンパじゃない!
もうお菓子好きな人は絶対ココまで来て食べるべし!
ちなみに、カミサンの「この旅で一番美味しかった食べ物」は、このサクサクパイ。

◇帯広空港
とりあえず何か腹に入れないと。
僕は豚丼、カミサンはジンギスカン定食。
空港のレストランだから大して期待していなかったのだが、意外と美味くてビックリ。
でもジンギスカン喰いたかったぁ。
嗚呼、ジンギスカ〜ン!

来年も同じ時期にリベンジしたいなぁ、黒岳の紅葉とジンギスカン。

写真1:オンネトーから見た雌阿寒岳と雄阿寒岳
写真2:湯の滝に行く途中で見つけた「1upキノコ」
写真3:六花亭本店の「サクサクパイ」バカ美味!!




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