本と釣り

くろいたち

2008年01月21日 17:37

「村越正海」という方がいる。

釣りをしない人にはピンと来ないけど、プロアングラー兼ライターでメディアにも結構出ている、その道では有名な方。
今月発売の雑誌を立ち読みしていたら、その人の好きな本の話が出ていた。

釣り関連では開高健さんの「オーパ!」や井伏鱒二さんの「山椒魚」「黒い雨」、釣り以外では浅田次郎さんの「鉄道員」など、いくつかの書籍の名前が挙がってた。
ほぅほぅと思いながら読んでいると、そこに載っている書籍は全て読んだことがあり、しかも全てがお気に入りでちょっと驚く。

面白かったのが最後の一冊で、アイザック・ウォルトンの「釣魚大全」を読んでみたいが、文体が訳者によって変わってしまうが不満。
読むのなら原文のままなのだが、いかんせん自分で訳すのが億劫で、まだ読んでいないとのこと。

まさに同感。
行き着くところはこの一冊だとは思うのだが、手が出ない理由も同じとは妙に親近感沸きますなぁ。


あ・・、あけましておめでとうございます。

関連記事